解体工事のお祓いとは取り壊し前の建物に、今まで無事に住み、過ごさせて頂いたことへの感謝の気持ちを表すと同時に、建物を祓い清め、家屋の守り神に対して解体工事が無事終了するよう酒・塩・米などのお供物を捧げる儀式で清祓い(きよはらい)と言います。

土地や建物には守り神がいるということで、先祖代々、長く住んだ家を壊す場合、お祓いを行う方が多いようです。費用はお寺や神社によって様々ですが、建物と井戸、樹木等のお祓いも含め一式2万円〜4万円程度と出張費、それからお供え物代と考えておけばよいと思います。

また、神棚、仏壇、井戸、樹木を個別に撤去処分する場合も、お寺の僧侶や神社の神主さんに魂抜き(精抜き)、お祓いをしてもらうのが通例です。
神社にもよりますが大きい神棚の場合は、神主さんに出張して頂いてお祓い・引き取りをお願いします。小さい場合は、直接神社に持っていけば、引き取ってもらえるでしょう。費用は決まった金額はありませんが、大きいもの(出張費込み)で3〜5万円前後、小さいものでの持ち込みは5千円〜2万円程度を「初穂料」や「玉串料」と書いた上でお渡しすればよいと思います。

仏壇に関しては、お寺の僧侶に出張して頂き、魂抜き(精抜き)をしてもらいます。費用はやはりお寺によって様々ですが、2万円〜3万円程度と出張費と考えておけばよいと思います。
その後は、仏壇屋さんに引き取ってもらう場合や業者に撤去してもらう場合が多いです。費用は仏壇の大きさによっても違うと思いますので、事前に仏壇屋さんや業者に相談されることをお勧めします。

井戸や大きな木のお祓いについても1万円〜3万円程度を神主さんの場合「初穂料」僧侶の場合「お布施」と書いた上でお渡しします。
お知り合いに神主さんやお寺の住職さんがいれば事前にこれらの事をご相談されるのが良いと思います。

上記のお祓い等に関してご相談頂ければ、愛将リサイクルで手続きをお引き受けすることもできます。